さらば優等生な純正カバー、そして君








純正のチェーンガードは、まさしく優等生で、これなら恐らくどんなズボンでも巻き込まれることは無いでしょうし、裾にオイルが付着してしまうと言うこともないでしょう。でも、、、いくら何でも野暮ったすぎるように感じていました。時に2020年。
1985年以来、35年ぶりのリターンライダー、しかも当時は50ccの原付スクーターにしか乗っていませんでしたから、リターンライダーと言うよりはバイク初心者と言っても過言ではありません。そんな私にとって、モンキー125は格好のおもちゃです。どうせ、すぐ大きいのに乗りたくなるに違いないとの確信は見事に外れ、気がつけば片足はどっぷりカスタムの沼に嵌まり込んでいました。あれやこれやいじりたいところは満載ですが、情報も満載の世の中、さりとて、逆に情報が洪水過ぎて何が何だかよく解りません。しかして、オールマイティに安心出来そうなメーカーとして上がってきたのが武川。1985年当時は名前も聞いたことがありません。(個人的にです)
そんな理由から、取り敢えずは、カスタムしたいパーツを武川で揃えはじめました。チェーンガードもご多分に洩れず。しかし、、、装着時から、ブラックモンキーとの色バランス的な相性については、モヤモヤしたものがありました。決してパーツそのものが悪い訳ではありません。作りは確りしているし、機能的にももちろん何ら支障はありません。また作りもアルミのサテン仕上げで嫌みもありません。しかし、どうしても何故かしっくりきません。
このモヤモヤは、オーバーレーシングのスイングアームが着いた時、ついに耐えきれないものとなってしまいました。可哀想なこの子。純正の負けず劣らず優等生なのに。そして2023年の1月に、ZETAのヒールガードに役割をバトンタッチしたのでした。