BACK-STEP 4ポジション(シルバー)

思いがけなく落ちついたシルバー


それなりの大物、スイングアームが装着されると、相対的にどうしてもチープに見えてしまう標準のステップ位置が気になり始めました。純正位置とまわりくどい言葉を使うのは、ステップには既に結構良いお値段のrizomaのステップを入れていて、しかもこれがかなり格好良くあったからです。そして、この小さなバイクにバックステップなんて付けてしまったら、175cmとやや長身の自分の足元がますます窮屈になる事が目に見えていたからです。しかも、乗用走行エリアは都内。とにかく足の上げ下ろしが多い。見た目とスポーツ性能の向上(それも活かせる自信は無い)の為に、それを導入して良いのか?これは結構考えましたが、無駄でした。気になった時点で大体、決まっている物です。阻むものがあるとすれば、時のお小遣い事情と時折見せる家内の鋭い指摘。

かくして、購入する事にしましたが、ブラックにするかシルバーにするか散々悩みました。クランクケース、クラッチカバーがシルバーなので、此処はシルバーに纏めたい。一方でガンコートブラックに合わせたブラックも捨てがたい。ここは朝令暮改的な逡巡を散々繰り返し、結局はどちらでも良くなってきました。そしてシルバーに決定。そそくさとブックマークしてあるwebikeを開くと、ブラックしか残っていない。こんなものさとあっさりブラックに変更、納期は約5日、行きつけのショップさん宛に直送してもらう事にしました。

待つ事5日、ショップさんから連絡が入りました。作業日時を急いで決めていざ当日。箱を空けると、注文したはずのブラックではなく、シルバーが入っているというサプライズ。よくよく調べてみると、webikeの写真が間違えていただけで、実際に購入したのはシルバーになっていました。一瞬どうした物か考えましたが、仮当てしてみたところ、かなりメカメカしくなって、それでいて少しもイヤミが無い控えめさに惚れ直し、そのまま装着となりました。

ファーストインプレッション

乗り始めの5日くらいは、純正位置とのあまりの違いに困惑すると同時に想像通りの窮屈さに、「これに慣れる日は果たして来るのだろうか?」と若干の不安を抱え過ごしました。しかし、カチカチしっかり決まるシフト感はこれまで使用してきた Gcraftモンキー125用ビレットチェンジペダル と比較して全く遜色がありません。また、転倒時にも折り畳まれる事の無くなった事のトレードオフかも知れませんが、踏ん張り時の剛性感の向上は確実に感じられました。膝回りが窮屈である事を除けば、心配していた頻繁な足の上げ下ろしも差ほど苦になるものでは無く、それよりは足首の保ち方が落ちつかず、これは慣れるまで相当時間がかかる事になりました。

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